選手へのアドバイス トランジションエリア編

・トランジションエリアってどう置くといいの?
・準備のコツはないかな?
と不安を抱かれている方に、ワンポイントアドバイス!トランジションの荷物の置き方などをご紹介します。


【レース前のトランジション準備例】

ポイント①:ヘルメット
・床に置いてもバイクの上に置いても。上に置く場合は、ラックやハンドルに紐をひっかけるなどして落ちないようにしてください。

ポイント②:サングラス
・ヘルメットの中にサングラスを置いておくと、まずサングラスをかけるので忘れにくいです。写真のようにハンドルにかけておいてもいいですが落ちないように工夫してください。

ポイント③:レースナンバー
・バイクからレースナンバー付けるなら、写真のように目に付くところにレースナンバーを置いておくといいでしょう。バックルを外した状態にしておけば2秒短縮です。

ポイント④:バイクシューズ
・足を入れやすいようにストラップを外しておきます。.ソックスを履く方はシューズ内にソックスを入れておくとよいでしょう。
・バイクが先なので、ラングッズよりも手前にバイクシューズを置いておきます。
・シューズの上にタオルを置いておくと足をざっと拭いて小石などをはらって履けます。

ポイント⑤:ラングッズ
・ランシューズやキャップなどを一式まとめて置いておきます、
・ランからソックスを履く方や履き替える場合は、ソックスをシューズに入れておくと忘れにくいでしょう。

 

【スイム→バイクへのトランジション】

  • ウェットスーツが脱ぎやすいように事前に練習や工夫をしておくといいでしょう。脱ぎにくいと焦りにつながります。
  • 時計がひっかからないように中に入れる、ゴーグルやキャップを手に持ってしまうと脱ぎにくいので手を抜いてから脱ぐ、片脚脱いだら脱いだ脚でウェットスーツを踏んでもう片方の脚を抜く、などがコツです。
  • スイム関連グッズは、ランへのトランジションのときに邪魔にならないように奥に押し込んでおくといいでしょう。持ち込みが禁止されていなければ籠を持ち込んでおくのも手です。
  • バイクスタート時、サイクルコンピューターを忘れずにONにしておいてください。オートパワーオフは切っておきます。
  • ヘルメットをかぶり、首のストラップをかけるまでバイクを下ろしてはいけません。
  • 乗車ラインを超えるまではバイクに乗ってはいけません。押して進みます。どこを持って押せばスムーズに押せるか練習しておくといいでしょう。ハンドルを左右で持って押すよりも、サドルを片手で持ったりステムを片手で持つ方が押して進みやすいようです。
  • 乗車ラインを超えたら左に寄り、後ろからくる選手の邪魔にならないようにして乗車します。

 

【バイク→ランへのトランジション】

  • 降車ラインの手前でバイクを降ります。
  • バイクをラックにかけるまでヘルメットのストラップを外してはいけません。
  • シューズを履き替えてキャップやサンバイザーをかぶったらスタートです。走りながらレースナンバーを前に回します。

 

【そのほかの注意点】

・やるべきことを手順間違えることなく実施できるように、事前にシミュレーションすることが重要です!